姫路城の北側には、姫路文学館・博物館・美術館・図書館があり、今文学館ではエルマーの絵本原画展、博物館ではフィギュア・ジオラマ展、美術館ではチームラボによるアートを開催しています。各館を巡り出会いと感動をお伝えしたいと思います。
ぞうのエルマー絵本原画展は、6月24日(土)から9月3日(日)まで、会館時間 10:00~17:00まで、月曜休館(7月18日水は休み)7月17日、8月7日は開館です。入場料 一般700円 大学生・高校生400円 中学生・小学生200円
会場では、子供の目はキラキラと耀き、母は童心に返って子供の目線になって、腰をかがめて一緒に見ているのが微笑ましく、会話を盗み聞きしたくなりました。
エルマー展は北館ですが、南館は無料で入れます。南館入って直ぐには靴を脱いで本が読める、休憩所があります。少し奥にエルマーがいます、好きな帽子をかぶってエルマーと一緒に記念撮影!
エルマーの居る部屋のテーブルには、色鉛筆とエルマーの線画が置いてあります。自分好みのエルマーを作って、楽しめます。幼稚園児と小学生低学年の兄妹が、記念撮影は勿論のこと、塗り絵に夢中でした。

僕のエルマーカッコイイ!

私の方がかわいい!お兄ちゃんその色かして!
色鉛筆の取り合いも、楽しそうでした。
図書室では、姫路にゆかりのある方々の年表は勿論のこと、足跡が克明に展示されています。置いてある書物は手に取って読むことが出来ます。高い所の本が取れるように脚立が置いてあります。読書用の椅子は、とても座り心地がいいです。但し貸し出しはしておりません。
開館時間中は、時間制限なしで読むことが出来ます。和辻哲郎氏の奥様が書かれた書があったので読み入ってしまいました。
南館から北館へは、一旦外に出ます。スロープ道で、左手には階段状に作られた川が流れていて、カンカン照りを和らげてくれます。スロープを上がりきった所が北館入り口です、
エルマーの絵の前では、子供たちの興味が尽きません。お母さんになんで?なに?と質問攻めで頭の中は、興味と不思議が入り混じる世界のようです。
作者の想いが掲示されていました。

文学館トイレ
車椅子の来館者もいらしてたんですが、スペース、通路もゆったりとしていて、トイレの完備も行き届いており何の心配もありませんでした。

本を読む時の手荷物預かり100円。使用後戻ります
本を読む時に荷物が預けられます。100円で利用でき使用後は返却されます。本を読んでいると荷物から注意が離れがちですから、嬉しい設備ですね。
未来ある子供達に、明るい世界を見せてくれた ぞうのエルマー絵本原画展。夏休みに是非子供達に見せてあげて欲しい!
文学館の駐車場は、文学館地下ー17台(車椅子優先スペースが2台分設けてあり、エレベーター移動が出来ます)、地下入り口横ー7台、文学館前南側ー20台、文学館東側ー10台、全て文学館に併設です。

ループバス

ループバス ルート
交通機関は、JR姫路駅から出ているループバスが便利です。一日乗り放題大人400円、子供200円、一日中乗り放題券で一般路線バスにも乗れます。最寄りの停留所は、清水橋(文学館前)下車西へ徒歩3分です。
エルマー展を出た目の前に立派なお屋敷、と思ったらここが望景亭。文学館開園中は無料でお屋敷内を自由に見学できます。

入口土間 車椅子設置
大切な方をお迎えする為に造られたお屋敷、玄関土間は広くバリアフリーではありません。お屋敷内は専用の車いすが、玄関上り口に何時でもお使いください。と置いてあります。
入って直ぐの大広間は、一面が全面窓で日本庭園が一望できます。お客様をお迎えする宴を催すためのお部屋ですね。
半間以上はある広い廊下が、続きます。次の部屋に行くには必ず大きな一枚扉があります。一枚扉には素晴らしい絵が書いてあります。手を触れないで下さい、触らないで、などといった言葉も張り紙もありません。
お座敷に入るには、板の廊下があって、畳の廊下があり、お座敷に入れます。TVで見る時代劇そのものです。
茶室の案内がありましたので、行ってみます。躙り口から、茶室への襖の取っては、膝をついて使う高さに付けてありました。子供にための高さ?のようにも見えます、その取っ手のデザインが素敵で優しさが伺えます。
トイレは男女に分かれていて、ここだけは洋便器に改装がしてあり、現在を取り入れています。タイル張りで入り口は段差がありますのでお気をつけてください。広くて清潔なトイレでした。
庭園の木々は、今日手入れの日でした。木々の手入れの音、私が歩く音とセミの鳴き声が響く静寂の時間でした。
ゆっくりしたので、帰ろうとしたら、お掃除の方がいらっしゃいました。

5時まで、ずっといて下さっていいんですよ。お気に入りの場所で座って庭を見てください。

昔は結婚式場として利用されていましたが、今は結婚の前撮りをされる方が多いんです。

お屋敷の中と、お庭両方で撮影されています。何処の一面をカットしても絵になりますから喜んでいただいています。
飲食は出来ませんが、広い日本間で、いつまでも見ていたい日本庭園でした。
南館に戻って、水屋珈琲でランチにします。文学館外に旗で案内がありました。昔ながらのナポリタンセット サラダとコーヒー付き1150円です。

一番人気はナポリタンセットですか?

はい!ナポリタンのソースはマスターの手作りで沢山注文いただきます。
隣りの女子中学生は、料理が届くまで文学館で撮った写真を、スマホで見ながらスケッチしていました。お母さんと2人で、ナポリタンセット2つとサンドイッチの注文でした。どうしても2種類食べたかった娘さんに押し切られた様子、きっとここの美味しさを知っているんでしょうね。
文学館を後ろに東に行きます。文学館で駐車の整理をなさっている、警備の方に

そこのお豆腐屋さんまで、行きたいのでその間車置かせて貰っていいですか?

お豆腐屋さんまでね、いいですよ!

暑い中ご苦労様です

いやぁ今日は、まだましですよ 暑さも人の出もこれからですよ

そうなんですね、お体気を付けてくださいね。では、ちょっとお願いします
快く、車を置かせていただきました。
文学館からの道はお城に合わせて石畳。車道なんですが一方通行?位の狭い道幅、皆さんよくわかっておいでです。ゆっくり走り、上手に譲り合っています。
東へ直ぐ左手に男山八幡宮、男山に上がる階段が直立しています。198段は近くの学生が運動部に入ったら、ここに来るんです。何往復することやら・・・
本日は、猛暑の中ですので、スルーすることにしました。続いては藤本豆腐店、手作り豆腐!通ったら買います。営業時間は10:00~18:00 日曜、祭日はお休み お店の前3台駐車できます。長居する方はいないので、駐車できます。
今日の買い物は 木綿に絹一丁ずつ、がんもに厚揚げを2つずつ。今夜藤本豆腐のがんもを食べ、明日には、木綿でがんもを作ります。木綿180円、絹180円、ひろず(がんも)130円、厚揚げ90円
がんもを作ります。水切り木綿に戻したひじきとニンジンを加え丸めます。油で揚げれば出来上がり、水分よく切ったようでも油跳ねには十分気を付けなくてはなりません。
清水橋(文学館前)まで戻ると目の前に駄菓子屋カフェワフワフ、駄菓子屋とカフェ?入ってもいいの?と思う設えです。右側がワフワフ駄菓子、7,8,9月お休み、今日は、野菜を販売していました。ランチの旗の左手のドアがカフェの入り口です。
ドアを開けても普通のおうちです。【こちらの戸よりお入りください】でおそるおそる入ります、カフェでした。安心して、靴を脱いで上がります。カウンター席、4人用テーブル席が二つ、2人用テーブル席が二つあります。

ワフワフ お昼のランチ800円

ワフワフ店内から見えるバス停 清水橋(文学館前)
民家の一階を借りて駄菓子屋とカフェをされています。カフェでランチを頂きます。11:00~14:00 おそうざいランチ800円、ワフワフランチ1000円、水曜日お休みです。駄菓子とカフェの入り口は別々ですが、オーナーは同じ素敵な女性です。
お昼のお惣菜ランチ。お惣菜が5種類と書いてありましたが、優しい味のお惣菜6種類にご飯とお味噌汁でした。ご飯がとても美味しくて、びっくりしました。炊き方のコツ聞きました。

朝8時に仕掛け氷水に浸けます、2時間浸け11時に高速で炊きます。ほぼ氷で炊きます。氷で高速で炊くのがコツと言えばコツです。

お米のとぎ方にコツがあるのかと思っていました

お米が採れた所のお水で炊くのが美味しい!そんなことも聞きますね
目から鱗の炊き方に驚いたのと同時に、美味しさへのこだわりに嬉しくなりました。駄菓子の方は今後どの様にしていこうか考え中とのこと。

ワフワフ駄菓子はお休みです、と張り紙していても子供がやってくるんです
とおっしゃっています。10月涼しくなるころにはどんなお店になるんでしょう?大人も楽しみです。
主任のパンダがカウンターで船場川を見ています。カフェのアイドル?癒しのパンダ(別名主任)です。今日の店内は、女性が独り静かに読書を楽しんでおられました。

パンダに癒され、店主の優しさに惚れ、船場川とお城に癒されながら読書をする。これが私の贅沢な一時なんです

仕事の疲れが消えるんです、私にとって大切な場所です
と、図書館で借りた本を読みながら目を細めておっしゃいました。図書館では”サークルさえずり”が、朗読会をされています。姫路市のボランティア活動で、どなたでも朗読を聞きに行くことが出来ます。朗読会は毎月第4土曜日13:30~15:00予約不要で朗読を聴くことができます。

図書館 朗読会の案内
2023年9月23日(土)秋分の日 午後1時半~3時 姫路市立城内図書館 2階 中会議室
サークルさえずりでは、朗読をしたい方の募集もあります。募集は2年に一度広報に案内があります。姫路市役所にお問い合わせされると詳しく説明してくださいます。本が大好きで、お役に立ちたいと思っておられましたら、是非お問い合わせください。
① ワフワフ駄菓子屋カフェ ②ワフワフ駐車場黄色いコーンが目印です
ワフワフの無料駐車場は、北からの一方通行に2か所あります。どちらも塞がっている場合は国道2号線東行きまで出て、東へ直ぐお城南の大手門駐車場に止めてください。3時間まで 600円、越えると24時間まで900円、です。
ワフワフはループバスの、バス停 清水橋(文学館前)目の前なので、ループバスの利用が大変便利です。
赤レンガ作りの美術館です。美術館の為に造られた様にみえますが、以前は姫路市役所でした。入口前は芝生広場です。この夏は会館中ジャストの時間は10分間、半の時間は5分間、足元から噴水のシャワー偶然ジャストの時間に行きました。
家族連れ!子供より、大人の方が喜んでる!

はよおいで!!
父親の呼ぶ声に、尻込みしている幼稚園生くらいの子。小学生になるとワ―キャー飛び込んでました。カンカン照りですから、ありがたいし気持ちがいいですね。
常設展は無料。有料コーナーでは、今チームラボによるアートが壁面いっぱいに映し出されるボーダレスな空間、テーマは【無限の連続の中の存在】壁面は次々と続き、壁に手を当てるとそれもアートになったり、大輪が咲いては散るまた咲いては散る。
引き込まれて見ていると出口が分からなくなりました。係員らしき方の後について行き出ることが出来ました。
チームラボによるアート展は、前期2023.7.22~10.9 後期10.21~2024.1.21 時間10:00~17:00 月曜休館
兵庫県立歴史博物館、2023,7/15~9/3入館時間10:00~17:00フィギュアに人気が集まっています。館内入って直ぐにガチャガチャがありました。1回400円大人が大人買い?
一番の人気は、たちしょん(立小便)

5回で5種類揃ってラッキー2000円で揃いました!
と聞こえてきました。
博物館の入館料は、大人1000円、大学生00円、70歳以上500円、高校生以下無料、館内入って直ぐのガチャガチャは入館料要りません。
フィギュアについて、詳しく説明が出来ないので館内の写真を見ていただきます

グリコのおまけフィギュア
無料の常設展では、芝居小屋があり上がれます。昔懐かしおもちゃ、駒回しにお母様の方が一生懸命でした。仔馬に乗って記念撮影もできます。
姫路の世界的に有名なファッションデザイナー高田賢三さんが生前に手掛けて下さった緞帳のデザイン。文化コンベンションセンター【アクリエひめじ】緞帳のお披露目に行けなかったのが残念です。
姫路駅から歩いて行ける(約10分)屋根付き遊歩道を通って行けます。
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