欲張り還暦旅行に行くのは、還暦を迎えた女友達。主婦だけの旅行は家族に遠慮して中々行けません。還暦を機会に思い切って行くことにしました。美しい海は見たいのですが、誰も海に入らないので、観光シーズンを外して計画をしました。
夏の太陽の時期も過ぎ、曇り空だったので、海も景色も光り輝いている!ではありませんでしたが、ここを渡れば、のんびり・ゆったりが待っています。
空港で、予約していたレンタカー会社からのお迎えバスに乗ります。レンタカー会社からのお迎えバスは8社並んでいました。間違えないように乗らなくては行けません。観光シーズンでは無い10月ですが、レンタカーは前もって予約しておいて正解でした。
美ら海水族館という名になったのは、2002年新館設立時、公募により決まりました。今年で21年、もっと前からのような気がします。そのくらい美ら海水族館の名は、浸透しています。
美ら海水族館での驚きは、3階建ての駐車場。ほぼ満車3階まで上がる間、車のナンバープレートは、”わ”と”れ”から始まるナンバーばかり。1台だけわ・れ以外でした。
沖縄のレンタカーが、”れ”になったのは、”わ”のナンバーが終了したからのようです。それにしてもレンタカーで3階建て立体駐車場は満杯です。1088台止めることが出来るのですが、レンタカーで満杯の駐車場!ここでしか見れない光景に出会いました。
美ら海水族館の駐車場は無料です。
入場料金 大人2180円 高校生1440円 小・中学生710円 6歳未満は無料です。入場者の多さを物語っているチケット5枚までまとめ買いが出来る自動販売機。英語・中国語・韓国語対応です。
大きなジンベイザメが、水槽いっぱいに悠々と泳ぐ姿は、他の魚を一掃してしまうほど迫力があり、子供達の人気を集めています。
壁一面に展示されている新種・初記録種。ざっと見て45種、今尚新種が発見されています。今年2023年4月21日に発見された、新種のイソギンチャクは『リュウグウノゴテン』夢のある名前が付けられました。
美しい海は古宇利島で見よう!古宇利島は沖縄本島から全長1960mの古宇利大橋を渡った先です。那覇空港から約1時間半。美ら海水族館から約30分。古宇利島で海を見ながら、時間がゆっくり過ぎていく!を味わいに行きます。
沖縄のホテル、どこも素敵です。そんな中選んだホテルは、ロワジールテラス&ヴィラズ古宇利ホテル。沖縄本島から古宇利大橋を渡った先、少し高台にあります。
本土から橋で繋がっていますが、海の青さが素晴らしく美しい!プライベートビーチまですぐ!専用車で送迎もあります。夜は静か、お店も無く、コンビニもありません。自炊や夜の宴会分は前もって買って準備をしておいてください。
海辺まで下りて、唯一のキッチンカー、ガーリックシュリンプ。とんでもなくニンニクが効いている凄くいい匂い!夕食前に頂きました。
部屋の広さは105平米~106平米でゆったりしています。ベッドが4つ、2つは広いリビングの一角に、もう2つは完全個室になっています。リビング続きに畳の部屋があり、押し入れに布団が2人分。自分で敷く必要がありますが、定員1~6名宿泊分用意がしてあります。
コンドミニアム、キッチン付き、調理器具全てそろっています。食卓テーブルとリビングテーブルでゆったりくつろげます。久しぶりに親族集合するのにもってこいのお部屋です。
トイレが2つ、洗濯機設置、洗剤もあります。残念なのは、クローゼットにハンガーが5コ、干せるものがこれしかなかったので、薄いハンガー等を持参されることをお勧めします。
アメニティで良かった歯ブラシ。流線型で手に馴染み、ブラシの毛が素晴らしく優しくて、普段使いしたくなりました。調べてみると、愛媛の昭和刷子(株)ホテルのアメニティを作っている会社でした。
ドライヤーがダイソン!これにもテンションが上がりました。使ってみたかったので、お試し出来て感動です。
ダイソンのドライヤーの良かった所、約10分間使用しました。重さに不満はありません。冷風と熱風の調整がそれぞれ3種、ボタンを押すと変わります。これは普通ですが、ダイソンは違いましたそれだけではありません。
冷風3段階と熱風3段階が様々な組み合わせで使えます。風の温度を好みに合わせることが出来ます。風の出方を変える先端の取り外しを近づけると磁石でスッとセットされます。これも欲しくなりました。
ひとつ難を言えば、デザインがスタイリッシュ過ぎて、最初の電源を入れるボタンが分かりにくい。メガネを外して使う場所なので、最初の一歩が分かりずらかった。
夕食はホテルのレストランに行きました。席に着くとメニューを下さいます。

お勧めは?

バイキングにしていただけると、ありがたいです。
なんと、正直な事。メニューを見せたのは何のために?はてな?が飛び交う感じでしたが、その後の接客はニコニコされていて素晴らしく、思わず

笑顔が素敵ですね

ありがとうございます!
大柄な彼の人柄が、野球帽を逆さに被った顔から伺えました。ここは野球帽を逆さに被るのが制服のようです。
自動販売機に並ぶさんぴん茶、こんな自動販売機も見たことありませんでした。さんぴん茶は別名ジャスミン茶。効能が素晴らしく書き出してみました。
・抗うつ・自律神経の緊張を和らげる・リフレッシュ・ストレスの緩和・美肌・ダイエット・口臭予防・女性ホルモンを整える・胃腸を整える・利尿作用がある・抗酸化作用がある。嬉しい効能ばかりです。
ストレス社会にピッタリなさんぴん茶。自律神経の緊張を和らげるさんぴん茶、愛用したくなりました。
次のお勧めは、なかむらそば。人気no1~no3まで全てに入っているソーキという名の厚切り豚のあばら肉、油摂り過ぎじゃない?と思うほど出て来るソーキ。もっと食べたい人にトッピング+1個300円です。
これにもさんぴん茶!そして合うのが沖縄ビール『オリオンビール』スッキリ軽ーく爽やかな飲み心地に、こってりソーキはピッタリです。
メニュー人気no1アーサーそば、no2ソーキそば、no3なかむらそば、大1200円、中1100円、いずれにもソーキが入っています。
大きなメニューは入り口の外壁に貼ってあり、その右下には置き傘があります。順番を待つのは店外、雨の日に傘を利用することが出来ます。
メニューを決めて中に入り券を買います。そして名前、人数、店内席、店外席、どちらでも良いを記入して名前が呼ばれるのを待ちます。注文の為の入り口が、食後の出口でもあり大変込み合います。

お待ちの方は、店外で待ってください!
と何度か声がかかっていました。雨の日の置き傘は必須ですね。
那覇の表通りから一本入った通りのお店、こんなところは、教えてもらわないと行けないお店です。通されたテーブルは半個室、定員さんの元気な声は聞こえるのですが、他のお客様の話し声は聞こえませんでした。プライベートな、安心感がありました。
初めて食べる、もずくの天ぷらは、塩を付けていただきました。もずくのイメージが180度違ってびっくり!もずくがこんなに美味しいとは知りませんでした。もずくが苦手なのに、お代わりが欲しい!沖縄へ行ったら是非もずくの天ぷらを召し上がってください。
大城てんぷら店。並ぶと聞いていたので開店前に行きました。11時開店までは猫が数匹お店番をしています。目の前が海、水際まで歩いて行けます。開店まで時間があったので、海水まで散歩に、さすがに10月の海は冷たかった。
10分前に注文書がテーブルに出されました。カラフルなマーカーペンで個数を書いて待ちます。1つ100円、可愛いキーホルダーが番号札です。順番が来ると店の中から

5番のかたー!
と呼ばれました。遠くにいると聞こえませんので、ご注意です。呼ばれたら店内に入り購入します。
ここでも買ったもずくの天ぷら、こちらの衣はもっちりで塩味付き。もっちりもまた美味しい!もう一品は、アーサーの天ぷら。顔の大きさ程あるビッグサイズ、薄くてパリッとしています。おやつ感覚で食べてしまいます。
その場で食べれる場所があります。お店の右隣りに屋根付き、扇風機付きです。猫も居ますのでご注意くださいね。自動販売機には、さんぴん茶です。
国際通り、着くまでの道すがら、那覇市役所の見事な建物(建築物に興味のある方は是非見に来てください)にしばらく見惚れていました、市役所前の大きな素敵な木にも見惚れました。
ずらりと並ぶ商店街の国際通り、雑貨のように並ぶお土産物屋さんの奥にあった石垣島の塩。一通り見てから決めようと5件見ました。意外と塩専門店は値段が高いことが分かり、最初に見たお店が一番安かったので、戻って購入しました。
黒糖も専門店の方が高かった。市場の入り口前が安くて、お兄さんが独り言のように

今日は、黒糖がよく売れたなぁ
とても満足そうな顔で話しておられました。気持ちが良かったのでここで買うことにしました。沖縄の黒糖は人気なんですね。是非市場入り口の黒糖売りのお兄さんを探して行ってみてください。
車走から見える大通りの方を向いているこれは何?、竜宮城かと思えるような建物?流線型の屋根はどう見ても竜宮城に見えるのですが、これがお墓。
沖縄事情を聞いてみると、お墓参りは、お参りした後お供え物で、みんなで宴会をされるそうです。その為お墓の前は広々としています、ご先祖様が喜ばれますね様子が目に浮かびます。
所変われば、色んなことが違う。当然のことですが、色んな新鮮を感じました。ここへ行ったらいいよと、2・3人から紹介してもらった還暦の旅。少々食べ過ぎましたが、良いよ!の声に素直に行動した満腹の旅でした。
国際通りから見える居酒屋わたんじは那覇市役所裏手西側になります。16:30~23:00まで無休で営業しています。
大城てんぷら店、奥武島にあります。営業時間11:00~17:45、月曜お休みです。那覇から車で約40分。夏には奥武島ビーチでは、青い海と砂浜に人々がにぎわいます。
古宇利島、那覇から86.5㎞ 沖縄自動車道を経由して、約一時間半、ゆったり南国を楽しむのにぴったりです。
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